【お役立ち】 野菜を活かすオリジナルデザイン袋

パッケージは、商品の魅力を最大限に引き出す重要なツール、と捉え、生産者の皆様に袋商品をお届けしている「野菜の袋やさん ベジパケ」です!

オリジナル印刷袋は、希望のロゴや産地、品名などを載せることで、それにより、作り手の思いやイメージを消費者へ発信することができます。今回は、オリジナル印刷袋にできること、注文の流れや費用面についてご紹介します。


オリジナルデザイン印刷

現在、規格の袋商品を購入されている場合は、無地袋やあらかじめ印刷されたデザイン、また無地袋にラベル貼りしているお客様も多いかと思います。

出荷量が安定してきたため自分のブランドを売り出したい、出荷量が増えてラベル張りが手間など、規格の袋商品に限界を感じている方は、オリジナル印刷袋を検討する時期です。

実際のオリジナルデザイン例を見ていきましょう!

<白一色デザイン>

こちらは、白一色のみを使ったデザイン。

規格品と異なり、色数で版代や印刷費が異なるため、1色でかしこくデザインを作成することができます。1色だから袋の中身も見えやすいですね。

<グラデーション魅せ>

こちらは、グラデ-ションを上手に使い、中身とのコントラストを綺麗に演出しています。また、中身がどうしても下に沈んでしまうため、ボリューム感を出すためグラデーションを活用することもあります。

他にも、産地認定のマークや商品情報が見れるQRコードを載せるなど、工夫が詰まっています!

<フォントやデザイン性でアピール>

デザイン性にこだわり売り場で目立たせる方法もあります。高級路線か鮮度重視か、など、販売先のターゲットを明確にし、デザイン作成されたのが下の2点です。左はデパ地下などの高級スーパー向けに販売されるネギ。右は直送にこだわる小売り向けのレタスです。色合いや文字のフォント、商品名で、狙いの消費者に手に取ってもらう機会を増やします。

規格商品と違う!袋代+版代(初期費用)

オリジナルオーダー品は、規格品と異なる点があります。

ひとつは、最低ロット数。規格品は、1,000枚単位、5,000枚単位などと決まった数量ですが、別注品は袋のサイズによって最低ロット数が異なります。これは、注文ごとに1本の原反(フィルム)を使用するためです。野菜用で使われるフィルムは、1本4000Mが一般的です。

例えば、10号サイズ(180x270mm)の場合、最低ロット数は約22,000枚です。印刷などが入るとロスが多少出るため、22,000枚はあくまで目安の数量です。

次に印刷色数。印刷色数が増えると印刷代が含まれるため費用も高くなります。また、初期費用として、印刷に必要な版代が発生します。袋サイズに寄りますが、一色あたりの製版代は、約3万円~(初回のみ)かかります。以下の数量や価格も目安です。ご検討の際に参考にしてください。

サイズ例 最低ロット 色数 参考価格(1枚あたり)
8号 20μm
  横巾150×高さ250(mm)
 26,000枚程度 フルカラー オーラパック/8.5円程度  OPP防曇/5.5円程度
2色 オーラパック/5.5円程度  OPP防曇/3.5円程度 
1色   オーラパック/4.5円程度  OPP防曇/3円程度 
9号
20μm   横巾150×高さ300(mm)
26,000枚程度 フルカラー   オーラパック/ 9.5円程度  OPP防曇/6円程度
2色 オーラパック/6円程度  OPP防曇/4円程度
1色  オーラパック/5円程度  OPP防曇/3.5円程度
10号
20μm   横巾180×高さ270(mm)
 22,000枚程度  フルカラー オーラパック/ 10.5円程度  OPP防曇/6.5円程度
2色 オーラパック/6.5円程度  OPP防曇/4.5円程度  
1色 オーラパック/5.5円程度  OPP防曇/4円程度
11号
20μm   横巾200×高さ300(mm) 
20,000枚程度 フルカラー  オーラパック/ 12円程度  OPP防曇/7.5円程度 
2色 オーラパック/7.5円程度  OPP防曇/5円程度
1色 オーラパック/6.5円程度  OPP防曇/4.5円程度
12号
20μm   横巾230×高さ340(mm)
 17,000枚程度  フルカラー  オーラパック/ 14円程度  OPP防曇/9円程度
2色 オーラパック/9.5円程度  OPP防曇/6円程度 
1色 オーラパック/8円程度  OPP防曇/5円程度
13号
20μm   横巾260×高さ380(mm)
 15,000枚程度 フルカラー オーラパック/ 16.5円程度  OPP防曇/10.5円程度
2色 オーラパック/11円程度  OPP防曇/7円程度
1色 オーラパック/9.5円程度  OPP防曇/6円程度 

※価格は目安です。袋サイズにより、ロット数は異なります。

注文の流れ

規格品に比べ少し時間がかかりますが、その分お客様の希望に沿ったオリジナルの袋デザインが仕上がります。

注文の流れ

<1. 見積依頼&発注>

まず見積もりをとります。

オリジナルオーダー袋の場合は、お客様のエリアの包材問屋を通して販売します。現時点で特定の包材問屋との付き合いが無い場合は、包材問屋を紹介いたします。

お見積りの前に、確認事項がありますため、以下の項目を教えていただきますようお願いします。


1)現在の包材購入先
2)購入となった場合の年間の想定使用量
3)袋サイズ・色数・数量
4)内容物 

5)鮮度保持袋「オーラパック」希望の有無

<2. デザイン打合せ>

発注確定したら、次は袋デザインの打合せです。

改めて印刷色数、指定色、印刷デザインの詳細を打ち合わせていきます。ここでお客様がデザインデータをお持ちの際は、提供していただきます。デザインが未定の場合、担当者とのデザイン案の相談からデータ作成することも可能です。パッケージデザインの作成は無料です!

この時に印刷デザインのほかに、袋の形状やフィルムの厚みなども決めていきます。

<3. 製版・印刷・製袋>

いよいよ袋の製造がはじまります!

まずは、フィルム原反に印刷をかけていきます。その後、印刷した原反を製袋機にかけて袋を製造していきます。


いかがでしたでしょうか?

オリジナルの袋を作るまでには、少し手間もかかりますが、商品の魅力を最大限にアピールできる大変重要な初期投資になります。

オリジナルデザイン袋を検討する上でのポイントは、

どんなお店で置くか?どんな人に買ってもらいたいか?ターゲットを考える

袋に載せたい商品のアピールポイントやイメージ考える

オリジナルデザイン品は最小ロットが大きいため、年間使用量をチェック!

初期費用(版代)を含めて予算をチェック!

「ロット数、費用面が合わない」「少量ですぐに使える差別化袋が欲しい」と思われた方は、袋とシールを組み合わせて注文、商品名シール付き袋もおすすめです。

★20種類のシールデザインに、任意の文字を印刷、袋に貼り付けた状態でお届けします。

不明点やご要望があれば、お気軽にお問合せ下さい♪